BLOG ブログ
その他
歯列矯正中で痛くて食べられない!オススメの食べ物とは?

歯列矯正をする際に気になる”歯の痛み”や”口内炎”
矯正中に最も悩まされるものが歯の痛みであり、食事をする際に痛くて苦痛を感じる人も多いと言われています。
また、装置によっては頻繁に口内炎ができることもあり、満足に食事ができなかったり食事が制限されてしまうこともあります。
そんな不安を解消してもらうためにこちらの記事では矯正中に食べやすい食べ物や痛みを和らげるポイントをご紹介していきます。
【目次】
- 歯列矯正中に歯が痛くなる/口内炎ができる理由
- 歯が痛くて食べれないときに避けるべき食べ物
- 食べやすい!オススメの食べ物
- 食事中の痛みを和らげるポイント
- まとめ
1.歯列矯正中に歯が痛くなる/口内炎ができる理由

【歯が痛くなる理由】
装置を調整した直後や新しい装置に切り替わるときは矯正力が強くかかるため歯が痛むことが多いです。
だいたい数時間後からジワジワ痛みが出てくることが多く、2−3日目がピークで1週間以内には徐々に落ち着いてきます。
また、矯正治療中は歯を支える骨の破壊および新生が起こることでゆっくりと歯が動いていきます。これをリモデリングと呼びます。
このリモデリング中は歯の周りの組織が固定されていないため歯の揺れが一時的に強くなっています。
そのため、この状態で食べ物を噛んだりすると痛みを感じやすくなります。
頻繁に痛み止めを服用することはあまりオススメできません。しかし、調整後でどうしても痛みが強いときなどに痛み止めを服用してコントロールする程度は良いでしょう。ロキソニンなどの市販の痛み止めで十分に効果は得られることができます。
【口内炎ができる理由】
ワイヤー矯正治療の場合は、特に口内炎ができやすいと言われています。装置はなるべく丸みを出すように工夫をしますが、歯の動き方や粘膜の当たり方によってはどうしても傷ができてしまい口内炎になることがあります。
マウスピース矯正は比較的口内炎ができにくいですが、装置の取り外しをする際やマウスピースの辺縁が擦れることで口内炎になることもあります。
また、それぞれ矯正治療中は口腔内を清潔に保つのが難しくなるため、口内炎ができやすい環境になってしまうということも大前提としてあるでしょう。
〜口内炎ができたときの対処法〜
口内炎ができたとき、矯正装置が外れていたり強く干渉しているときは歯医者さんで調整をしてもらいましょう。
特に奥歯の方は装置が干渉しやすい傾向があり、ある程度仕方ない部分もあります。
一方で装置は特に問題ないが擦れてしまいどうしても口内炎ができてしまう場合は”矯正用のワックス”を使用しましょう。装置の上にワックスを貼り付けることで保護するもので、ご自身でも簡単に使用することができます。歯医者さんにもよりますが無料で配布してもらえることがほとんどかと思います。
↓使い方はこちらの動画を参考にしてください↓
矯正用ワックスの使い方【尼崎市・しげた歯科・矯正歯科/公式Instagram】
では、矯正治療中はどういった食べ物を避けると痛みを感じずに食事できるのでしょうか?
2.歯が痛くて食べれないときに避けるべき食べ物

矯正治療中で歯が痛いときは、無理せずに食べ物を選んで食事をするのが良いでしょう。
特に固い食べ物は痛みが出やすいのは想像しやすいでしょう。
その他には粘着性のある食べ物や繊維質の食べ物も痛みが出やすいです。
①固い物(お菓子やせんべい、ナッツ類、ハード系のパン、ハードグミなど)
噛み砕くのに強い力が必要なものは痛みが出ることが多いです。
装置の破損の原因になったり、矯正治療の妨げとなりうるためできるだけ控えましょう。
②粘着性のある食品(キャラメルやガム、おもちなど)
粘着性のものや何度も咀嚼が必要な食べ物も避けましょう。
矯正器具が外れる原因となる食べ物ですので矯正治療期間中は基本的に控えてもらいます。
③お肉や繊維質の強い野菜
お肉は柔らかい薄いお肉などは痛みが生じにくいですが、装置にはひっかりやすいという特徴があります。
また、意外と痛いとびっくりされるのが繊維性の野菜です。
繊維質のものをすりつぶす動きは歯に負担がかかりやすいためです。
④酸の強いもの(スポーツドリンクやお酢、ワインなど)
矯正治療中は清掃状態をコントロールするのが難しいため、歯にとって好ましくないものは過剰摂取しないようにしましょう。
もともと矯正治療中は知覚過敏症状が出やすい傾向にあります。酸性のものを接収すると歯の表面までやられてしまい余計に歯がしみる原因になります。

3.食べやすい!オススメの食べ物

では食べやすい食べ物にはどんなものがあるのでしょう??
実際の今までの患者さんの声を参考に歯列矯正中にオススメの食事をご紹介します。
【オススメの食べ物】
柔らかい主食:リゾット、ハンバーグ、ミートボール、うどん、ソフトなパン
たんぱく質:卵料理、白身魚、茶碗蒸し、豆腐
スープ類:野菜スープ、スムージー
デザート・果物:ヨーグルト、プリン、ゼリー、バナナ
マウスピース矯正の方は装置を取り外しできるため、ほとんどは”歯の痛み”をケアすれば大丈夫です。
一方でワイヤー矯正の方は、ワイヤーに引っかかったり挟まってしまい食事に苦労することもあります。
- 野菜
- 麺類
- 短く切れていないお肉
- きのこ類
こういったものはワイヤーと絡まってしまい、舌で触ってもなかなか取れないためストレスに感じることが多いようです。
ワイヤー矯正の場合は、『挟まりにくい・からまりにくい』食べ物でもあることが重要になります。
4.食事中の痛みを和らげるポイント

新しいマウスピースを装着するときやワイヤーの調整直後はどうしても痛みが出てしまうものです。
少しでも食事を楽にするためにできる3つの工夫をご紹介します。
①調理方法を工夫してやわらかくする
調理方法を工夫することでやわらかくすることを意識しましょう。
例えば煮物であったり、ごはんであればリゾットやお粥にしてみるのも良いかもしれません。
元々やわらかい食べ物を中心に食事を摂ることが大切ですが、調理を工夫することで容易に噛みやすくなることも多いです。
矯正治療中は少しずつ試しながら自分に合った食事を見つけていきましょう。
②小さくカットして食べやすくする
普段食べれていたものも、矯正治療中だと大きく感じることも多いです。
無理せずに小さくカットすることで格段に食べやすくなります。
ぜひ『自分専用のハサミ』を持ち歩いて長いものや大きいものは細かく切って食事を摂りましょう。
矯正治療中の人は意外と持ち歩いている人も多いので、恥ずかしがらずに日常のアイテムとして取り入れてみてください。
③飲み物で栄養の摂取する
普段でもそうですが意識しないとなかなか接収しにくい栄養価の高い食事。
矯正治療中で歯が痛かったり口内炎で痛かったりすると食欲が落ちてしまいがちです。
そんなときはスムージーやポタージュ、栄養補助ゼリーなどで摂りにくい栄養をしっかり摂取しましょう。
5.まとめ
稀に矯正治療中も全然痛くなく普通に食事できるという方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は矯正治療中の歯の痛みをご経験されるかと思います。
痛いのに我慢しながら噛むことは決して良いことではありませんので、ぜひいろいろな工夫をしてみましょう。
必ず自分に合った食事が見つかってくると思います。
歯が痛くないタイミング・期間も徐々につかめてくると思いますので、それに合わせて外食の予定を入れたり矯正治療中も楽しみながら過ごせると良いですね。
治療終了まで長い期間大変ですが、最後までモチベーションをしっかり保ちながら理想的な歯並びを手に入れてくださいね。
監修者情報

兵庫県尼崎市の歯医者
しげた歯科・矯正歯科
矯正医:重田 南
2011年 徳島大学歯学部歯学科卒業
2016年 徳島大学大学院 口腔顎顔面矯正学分野 博士課程修了
2017年 日本矯正歯科学会認定医取得

