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ガタガタが気になる【小児矯正〜Ⅰ期治療およびⅡ期治療】

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      AFTER

    症例情報

    症状 上下顎前歯部叢生を伴うAngle Ⅱ級過蓋咬合症例
    年齢・性別 11歳女性
    治療期間 1期治療:10か月、2期治療:2年4か月
    治療方法 1期治療:ヘッドギア、2期治療:上顎クワドヘリックス装置、上下顎マルチブラケット装置
    費用 880,000円+税
    デメリット・注意点 歯根吸収、歯肉退縮など
  • 治療詳細

    2期治療開始時

    初診時に比較して八重歯を含む上下の前歯のガタガタの若干の改善が認められる。また、ヘッドギアの使用によりAngle Ⅱ級からAngle Ⅰ級へと臼歯関係の改善が認められる。
  • ガタガタが気になる【小児矯正〜Ⅰ期治療およびⅡ期治療】

    上下の前歯のガタガタを主訴に来院されました。

    噛み合わせが深く(過蓋咬合)、奥歯の位置関係がやや出っ歯気味(Angle Ⅱ級)で、上の犬歯は八重歯(低位唇側転位)気味で上下の前歯にガタガタ(叢生)が認められました。

    まずは1期治療でヘッドギアを用い出っ歯気味の配置となっていた奥歯の位置関係の改善と永久歯の萌出スペースの獲得を行いました。

    その後、12歳臼歯(第二大臼歯)が萌出するまでは治療をお休みとし、萌出完了後に再診断を行い、2期治療を開始しました。

    1期治療により奥歯の噛み合わせが改善していたことから、抜歯は行わないこととし、歯を並べるスペースの不足分はクワドヘリックス装置による上顎の拡大で補うこととしました。途中、部活動の金管楽器の使用による顎関節症を発症したため4ヶ月の治療中断を挟みましたが、2年4か月のマルチブラケット治療により緊密な咬合状態を獲得することができました。

  • 監修者情報

    経歴

    • 2011年

      徳島大学歯学部歯学科卒業

    • 2016年

      徳島大学大学院 口腔顎顔面矯正学分野 博士課程修了

    • 2017年

      日本矯正歯科学会認定医取得

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