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小児歯科は何歳まで対象?【こどもが行くべき歯医者は?】

子どもを歯医者さんに連れて行く際このように迷うことはありませんか?

『中学生になったし、小児歯科じゃなくていいのかな?』

『小児科や小児歯科って何歳までが対象なんだろう?』

周りのお母さん方にオススメの小児歯科医院を聞いたり、小児歯科をやっているところを検索したりされるでしょう。

そこで、こちらの記事では何歳までが小児歯科に通うべきなのか、どんな小児歯科を選べば良いのかを簡単にまとめましたので、ご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

  1. 小児歯科は何歳まで対象?【こどもが行くべき歯医者は?】
  2. 小児歯科に力を入れている歯医者に行く理由
  3. こどもの歯並びも見てもらいましょう
  4. まとめ

1)小児歯科は何歳まで対象?【こどもが行くべき歯医者は?

小児歯科とは、一般的には18歳までの歯科治療のことを指すことが多いです。ただし、お医者さんのように小児科と内科といった程の差はなく、歯科医院では子供も大人も通えるところが多いと言えます。

10年以上毎日のように小児の歯科治療をしてきた私の見解としては、特に12歳までは小児歯科に特色のある歯科医院に通うことをオススメします。小児歯科に力を入れており子どもが通いやすい環境を整えていたり、こどもの歯並びを診てもらえる歯科医院が良いでしょう。

その後、乳歯もなくなり全て永久歯になり身長などの成長もおちついてくると思います。

しかし、中学生や高校生の歯科治療や矯正治療も小児歯科の知識・経験が非常に大切な場合があり、永久歯が全て安定する18歳くらいまでは小児歯科に対して特色のある歯科医院がおすすめです。

 

2)小児歯科に力を入れてる歯医者に行く理由

こどもの場合、虫歯があるかどうかを診てもらうことも重要なのですが、それ以上に重要なことがあります。

それは『歯医者さんや歯科衛生士さんが子どもの成長をパパ・ママと一緒に見守ってくれるかどうかです。

歯磨きの仕方、顎の成長具合、歯の並び方、歯の生えかわり、歯の本数、舌の動き、鼻で呼吸がうまくできてるか、、、あげればキリがないほど大切なチェック項目がたくさんあります。

ですので、普段からそういったことまで気付いてもらえる、寄り添ってくれる歯医者さんに診てもらうことが大事でしょう。

小児歯科とは、ただ単に歯の痛みを取るところではなく、お口の中の成長を一緒に見守り、手助けするための場所だと考えています。

 

3)こどもの歯並びも診てもらいましょう

こどもの時期に歯並びを診てもらうことで、将来の歯並びの予測がおおよそ可能です。そのためにも小児矯正の知識が豊富な歯科医院での検診をおすすめします。

小児矯正はタイミングが重要です。

小児矯正のタイミングはそれぞれのお口の状態によって異なり、早い子では4〜5歳ごろから装置を使った方が良い子供もいます。基本的には6〜7歳ごろにタイミングを確認することが多いように思います。

矯正に関しては、先に打てる手は打っておいた方が後々歯を並べる時に有利に働きますので、早めから検診もしくは相談に行かれることをオススメします。


関連動画

【小児矯正はいつから?開始時期のタイミングを知る3つのポイント】

 

4)まとめ

筆者の意見としましては、12歳頃までは小児歯科・小児矯正に特化した歯科医院で診てもらうことをおすすめします。理想は18歳まで通いつづけることで自信を持てる歯、そして自分に合った歯の磨き方が身につくのではないでしょうか。当然、かかりつけの歯医者さんがある方が、何かトラブルがあった時にすぐに対応してくれますし、安心ですよね。

歯を大切にすることで生活が豊かになり、寿命が伸びることは統計的にも実証されています。こどもの歯を守るためにも幼いうちから歯医者さんに行く習慣をつけましょう。

 

監修者情報

2011年 徳島大学歯学部歯学科卒業

2022年 しげた歯科・矯正歯科開業

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