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矯正やらなきゃよかった!8つの失敗例【大人の歯列矯正】

歯の矯正治療をしたものの、

『やらなきゃよかった』

『あんまり意味がなかった』

といった意見や感想を耳にすることは意外に多く、再治療を希望される方もおられます。

こういった言葉を聞くと、歯の矯正治療をしようと考えている方はとても不安に感じるでしょう。

今回は、なぜこういったことが起きるのか失敗例をあげながら皆さんに共有していきますので、今から矯正治療を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

【目次】

  1. 矯正やらなきゃよかった!失敗例【大人の歯列矯正】
  2. 失敗しないために必要なこと
  3. 成功の秘訣は?
  4. まとめ

 

1.矯正やらなきゃよかった!8つの失敗談【大人の歯列矯正】

治療を終了してから歯列矯正をやらなきゃよかったと後悔はしたくないはず。

 

では、後悔にあたってどういった理由があったかを項目別にまとめましたので順番にチェックしていきましょう。

 

①期間が長かった、通院が大変だった

期間は約2年〜3年かかることが多く、月に1回の通院としてもなかなかモチベーションの維持は大変です。また、装置が外れてしまったりトラブルが生じたときにも通院が必要な場合があり、期間中は通院が負担になることも少なくありません。

稀に予定していた期間よりもさらに治療の期間が長引いてしまったということもあるようです。

 

②痛かった

装置を最初つけるときや、調整後は多少なりとも痛みを伴うことが多いです。

ただし、これには個人差があり、人によっては痛みが強くしんどい思いをする方もいらっしゃいます。

また、口内炎ができた、装置が当たって痛いという症状が生じることもあります。治療に伴い、ある程度の痛みなどは我慢が必要になることは知っておきましょう。

 

③思い通りに並ばなかった

実際に矯正が終わってみると、イメージとは違う仕上がり方に感じることもあるようです。

最近では、治療後の歯並びをシミュレーションできるツールもあります。いろんなツールを用いて、自分が今治したいところや最終的なゴールのイメージを担当医と共有することがとても重要です。

 

④元に戻った

矯正治療にて動かした歯は元の位置に戻ろうとします

それを防ぐために保定装置という装置を用いて、矯正後の歯並びを固定する必要があります。基本的には保定装置をサボらずに使用していれば後戻りすることはありませんので、保定期間はしっかりと装置を使用するようにしましょう。

 

⑤保定装置をつけるなんて知らなかった、つけるのがめんどくさい

矯正治療をする際、

『矯正治療をしてちゃんと並ぶのかな?』

『痛くないかな?』

『高い費用がかかるけど、本当にこの歯医者さんで良いかな?』

いろんな不安がありますよね?

しかし、矯正治療が終わった後のことに関しては、そこまで重要視していない方も多いのではないでしょうか?

保定装置は何年間という期間の装着が必要になることが多いため、意外と負担は大きいものです。

保定装置を装着する期間も含めて矯正治療ですので、しっかりと知識を持っておきましょう。

 

⑥矯正をすることで虫歯になった

歯列矯正の装置をつけることで間違いなく虫歯のリスクは上昇します。

特にワイヤー矯正の場合は複雑な装置が入りますのでより歯磨きが難しくなる傾向があります。

ワイヤー矯正やマウスピース矯正それぞれに合ったメインテナンスの方法がありますので、歯科衛生士さんにしっかりと聞いてご自身の歯を守りましょう。

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⑦想定より料金がかかってしまった

医院によっては、調整料や装置代がその都度かかることがあります。

想定していたより治療回数がかかったり、余分に装置が必要になることもあり、最初見積もっていた額をオーバーしてしまうことも少なくありません。

トータルフィー制度(装置代や調整代を契約料金に含む制度)を導入しているところでは心配ありませんが、その都度料金がかかる医院さんでは金額が前後することがあることも前もって知っておきましょう。

 

⑧矯正前より噛めなくなった

 

歯列矯正をして歯並びがかわると、当然噛み合わせも変化します。

矯正する前、歯並びの見た目が悪いものの咀嚼能力が十分な方は、矯正治療をすることで食事しづらくなったと感じる方もいらっしゃいます。

もし噛み合わせがうまくいっていないのに歯列矯正が終了したり、しっかりと噛んでいるとしても今まで慣れている噛み合わせから変化してしまうと噛みにくいと感じることがあるようです。

 

2.失敗しないために必要なこと

 

①矯正治療についての知識をつける

矯正治療を進めるにあたって、専門的な知識までつける必要はありませんが、どのような装置を使用するかや治療期間などについては前もって知識をつけておくと良いでしょう。

 

②担当医としっかりカウンセリングし、疑問を解決して治療を進める。

治療を進める上で疑問を持ったままにしておくと良いことはありません

「先生は忙しそうで聞きづらいから・・・」

「今さらこんなこと聞きにくい・・・」

そんなときは歯科衛生士さんや歯科助手さんでも良いので迷わず質問してみましょう。わかる範囲であればそのまま答えてくれますし、もしわからないとしても必ず担当医に代わりに聞いてくれるものです。

担当医やスタッフの方と、矯正のことに関してなんでも相談できる関係を築くことがとても大事です。

 

③予約通りに通院する

予約を何度も変更したり無断キャンセルすると、予定通りに治療が進まないことがあります。

また、担当医やスタッフとの信頼関係も崩れてしまう恐れがあります。

同じ回数通院したとしても、定期的に予約通りに通院した方と何度も変更やキャンセルを繰り返した方とでは、治療の進み具合や治療の精度に少なからず差がうまれます。

やむを得ない理由の際は仕方ありませんが、できるだけ変更がないように予約通りに通院されることをおすすめします。

 

④虫歯や歯周病にならないよう歯磨きを今まで以上に意識して行う

特にワイヤーを用いた歯列矯正の場合は、清掃性が非常に悪くなります。そのため、虫歯や歯周病のリスクは何倍にもなるといわれています。

また、マウスピース矯正の場合では、アタッチメントという装置を歯の表面につけていること、そしてマウスピースを20時間以上使用していることで唾液の作用が働きにくくなり、こちらも虫歯などのリスクは高くなると言えるでしょう。

ただし、清掃方法をしっかりと学んでポイントをおさえれば、ストレスフリーな矯正治療を行うことが可能ですのでご安心ください。

 

⑤マウスピースの場合は装着時間を守る

マウスピース矯正は、1日20時間以上使用しなければいけません。基本的に食事中以外はつけておくという計算です。ワイヤー矯正と違い外すことができるため、装着を怠ってしまうと矯正治療がうまく進みません。

その他にも、きちんと装置がつけれているかどうかや、決められたタイミングでマウスピースを変更するなど、ご本人の管理が必須となります。

マウスピース型の歯列矯正を失敗しないためには、ご本人のしっかりした管理と根気が必要となります。

 

3.成功の秘訣は?

①矯正をしたいなら早くすべき

特に小学生の場合は、矯正の治療方法の幅が拡がる可能性がありますので早く始めることをオススメします。

また、成人だとしても年齢は若ければ若いほど骨が柔らかく柔軟性が高い傾向があるため、比較的歯も動きやすく後戻りも少ないからです。

 

②歯に興味をもつ、矯正治療を楽しむ

歯列矯正を始めると、歯の隙間が変化したり歯のガタガタがなくなってきたりして徐々に楽しくなってきます。

また今まで以上に歯を見る時間が多くなり、それまで気になっていなかったところまで意識するようになるのも多い印象です。

すると、歯磨きの時間も自然と長くなり、装置の適正な使用、定期的な通院にもつながり、結果的に矯正治療を最短で終わらせれることにつながります。

何事もそうですが、興味を持って取り組むことで効果は最大限に発揮される傾向にあります。矯正治療においてもそれは同様と言えるでしょう。

 

③自分にあった治療法を選択

矯正治療にはいくつか種類があり、特に大きく分かれるのはワイヤー矯正かマウスピース矯正かです。

例えば、

「マウスピースを管理したり交換するのはめんどくさい」

という方はワイヤー矯正の方が向いています。

そういったそれぞれの特徴を知った上で自分に向いている治療を見つけましょう

 

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4.まとめ

せっかくの矯正治療ですから、みなさん納得のいく歯並びや噛み合わせを手に入れたいですよね。

まずはしっかりとカウンセリングを受け、自分にはどういった治療が適するのか、どういった歯並びをゴールとするのかを明確にすることが大切です。

上記にもあるように、後悔されている場合はやはり担当医との患者様とのコミュニケーション不足や事前の理解不足が原因となっているのが多いことがおわかりいただけるかと思います。

そういった意味では、事前のカウンセリングをしっかりと受け、信頼できる先生を見つけることがもう一つの成功の秘訣です。

こちらの記事を参考にしていただき、不安なく矯正治療を始めることと楽しく終えられることを願っています。

 

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監修者情報

2011年 徳島大学歯学部歯学科卒業

2016年 徳島大学大学院 口腔顎顔面矯正学分野 博士課程修了

2017年 日本矯正歯科学会認定医取得

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